職業訓練校では、
「人が人と接する」ということから
「障害・疾病の理解」「介護技術」まで
多くのことを学びました。
その学ぶ内容は楽しく、自分や家族のためにもなる内容でした。
不安もありつつ。。
「介護の仕事。。できるかもしれない」と感じていました。
訓練校もあと残り数日。
いよいよ就職活動です。
「どの介護サービスで働くか?」
介護サービスも色々あります。
デイサービス、特別養護老人施設、在宅介護……。
自分は高齢者の心身の介護をし、その方の生活、そして人生を支えることができるだろうか……?
大きな不安でした。
そんな不安の中、
介護の仕事の様子のVTRを観る授業がありました。
その内容は…
↓
立つこと歩くことが出来なくなってしまった
車いすに座る高齢の女性がいます。
笑顔が無くどことなく元気がない女性。
歩くことができなくなった自分に
自信を無くしてしまったようです。
その方は介護老人保健施設でしばらくリハビリを受けながら
生活することになります。
その方のリハビリ生活が始まりました。
ケアマネジャー、介護職員、理学療法士等に
「やりたいことは何かありますか?」と聞かれ、
その高齢女性はこう答えます。
「孫の結婚式に出たい」
その目標をかなえるために
スタッフたちは
話し合い、計画を立て
高齢女性が立って孫の結婚式に出れるよう
リハビリをしていくというものでした。
加齢による病気やケガ、筋力の低下などにより
今まで自分の力で出来たことが出来なくなると
いろいろなことに喪失感やあきらめが生じます。
高齢の方のリハビリは辛いことも多いものです、
しかし、その女性は、まわりのスタッフや家族に励まされながら、
立つ練習などのリハビリを行い、
最終的には
留袖を着て、歩いて、孫の結婚式に参加できたというものでした。
その女性は孫の結婚式の姿を見て、とても素敵な笑顔をしていました。(^▽^)
その笑顔を見て、わたしの「やりたい」が生まれました。
高齢者の「したい」を
応援したい。
「笑顔」をみたい。
「介護老人保健施設」で働きたい。
そして運命的に
企業説明会には
介護老人保健施設の方が説明に来られました。
自分の希望にも近い。
何より自宅から近い!!
本当にそれは運命的なものでした。
そして私は、ここの「介護老人保健施設」で面接を受け
働かせていただくことになり
介護のこと、高齢者とはどういうことなのか、幸せとはなにか
さまざまなことを教えていただき
たくさんの勉強会、研究、委員会などを通して
鍛えていただいたのでした。
仕事は
ほんとう…大変でした。つらかったです。(;´Д`)
でも、最高の毎日でした。
高齢者の方々を目で見て、聴いて、触れて、感じることができ、
体で経験できた大切な日々です。
そんなたいへんながらも最高な
介護の仕事の日々。
それは、うつ病の私を前に進め、未来を考えるきっかけをくれたのでした✨✨
次回は、なんで介護の仕事をやろうとしたのか?【あたふた‼!介護老人保健施設でのしごと編】
お話できたらと思います。(=゚ω゚)ノ感動は人を動かす!!