寒くなる前に 2

 2020年を迎えまして、皆様いかがお過ごしでしょうか。これから寒さが益々厳しくなりますね。介護をされている方には相手の方への体調管理や対応など気を使われることが多いと思われます。

絆と癒し.com」のブログ「介護の知恵袋ー寒くなる前に」https://kizuna-iyashi.com/2019/11/29/homemade-33/」のご質問にお答えさせて頂いたものを今回掲載させて頂きました。。

 私の答えについては今までの経験や勉強会で得たものです。この内容以外にも専門家の方のご意見や正しい情報も得ていただき、参考にして頂ければと思います。

【質問・ご意見】☆『母は心不全と認知症の介護認定2で、自宅介護しています。夏は私が居ないとエアコンを切ってしまうし、真冬でも寝る前になるとガスストーブを止めてしまいます。

古い家なので隙間風があり、冬の夜明け前の寒さが心配ですが、説明しても忘れてしまいます。電気毛布も嫌がります。どうしたら良いでしょうか?』(神奈川Bさん)

【ご返答】ご高齢の親御さんがいらっしゃるご家庭では、どこでも悩む問題です。

まず、ご高齢の方がエアコンなどの冷暖房を止めてしまうには理由があります。「エアコンの風で体調が悪くなる」「ストーブでの火事や事故が気になる」など、ご自分で健康や事故のリスクを考え管理をしていることがわかります。

しかしご高齢の親御さんの若い頃とは、身体機能や気候が変わったことは確かです。出来れば温度管理はご高齢の親御さん以外の方が、見守り気配りをしたい所です。 

心不全の既往歴があると心配ですね。これからの季節は、部屋の温度差による血圧の変動が原因で倒れる方が多いので、注意が必要です。例えれば、ご高齢の方の血管は「古いホース」のようなもの。長年使ったホースは固くなり、急激な水圧により穴が生じることや(脳出血)、ホースの内側に付着していた「カス」が勢いよく流れた水により、剝がされ詰まる(脳梗塞など)ということがあります。そのため、血圧の急激な変動を防ぐためにも、温度管理は大切です。 

加えて、冬場の「脱水」も要注意です。心不全等により水分制限がある方もいらっしゃいますので、摂取量に気を付けて、多すぎず、少なすぎず、体内の水分を保つ体調管理が必要です。 

寒さ対策としては、寝る時は毛布をシーツの代わりに敷き、お体の上には羽毛布団をかけ、羽毛布団の上にベッドカバーや毛布を掛ける方法があります。こうすると、床からの冷たい空気を毛布が遮り、かけた羽毛布団の羽が体温で温まった空気を包み込むのでとても暖かいです。 電気毛布は乾燥しますので、湯たんぽをお勧めします。レンジで温めるタイプの湯たんぽもあります。 

ご家族がアドバイスしても、右から左で聞き流されてしまうことも多いですよね。そのような時は「白衣」。「医者」「先生」など、信頼がおけて知識のある医師やケアマネジャーの方からアドバイスしていただくと、聞き入れてくださる場合もあります。 

何もかもご家族が管理してしまうと「考える」機能が落ち、ご本人も「自信」を無くしてしまいます。介護なさっている方と意見が違っても、その方はご自身なりに、色々工夫し考えて温度管理をなさっていらっしゃると思います。なるべくご本人のプライドに寄り添って、多くの人の協力を得て、見守ってください。 

 
☆まずは、安全を第一に、「ストーブ」による火災が冬は多いです。


2020年も皆様にとって良き一年となりますこと、お祈りしております。

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